■ゴム全般 |
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1 |
内容 |
ゴム加工品全般 |
原因 |
寸法・硬度について、温度で変化を起こし、また保管(保存)状況によっても加工時の状態から変化が発生することが見受けられる |
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2 |
内容 |
温度変化によるゴムの伸縮 |
原因 |
ゴムシートは厚みが薄ければ薄いほど温度変化により伸縮が発生し易く、1℃あたり0.32mm程度の伸縮変化が発生しやすい |
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■一般ゴム |
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1 |
内容 |
一般ゴム(特に黒色)による周りへの色移行 |
原因 |
一般的なゴムは対象物などを汚染する(色の移行など発生)の為、使用場所によっては移行しない特殊な素材の選定をすることも必用 |
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■ シリコンゴム |
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1 |
内容 |
シリコンゴムの商品が変色している |
原因 |
ゴムの素材の中でもシリコンゴムは分子構造が大きいため、他のゴムなどとの接触により汚染されやすい性質が見られ、数日後(日数経過後)に紫色などに変色する可能性がある |
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2 |
内容 |
シリコンゴムやウレタンゴムの汚染 |
原因 |
シリコンゴムやウレタンゴムは分子構造が大きいため、汚染されやすい性質を持っており溶剤等で洗浄後、分析テストを行うと溶剤の成分が残留しており検出される事がある |
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3 |
内容 |
臭気異常 |
原因 |
素材の加工時及び加工後の表面洗浄に有機溶剤等の洗浄液を使用することによりシリコンゴムの分子構造が大きいため溶剤などの物質が浸透しやすい性質を持っているためやむを得ず洗浄に溶剤等を使用した場合は十分に気化物質を拡散放置する必用がある。またすぐに梱包したため気化物質が拡散しきれ無かったため吸気により問題が発生することもある。どうしても洗浄処理が発生する場合はその後の放置、拡散時間を十分にとる必用がある。しかし数時間経って臭気は感じなくとも測定器で測定したら有機溶剤等の反応が検出される場合がある。 |
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■ウレタンゴム |
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1 |
内容 |
ウレタンゴムの変色 |
原因 |
ゴム素材の中でもウレタンゴムは空気や光線に変色反応が発生し易く、屋外はもとより屋内であっても蛍光灯等の光にも反応し変色する事もある |
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2 |
内容 |
シリコンゴムやウレタンゴムの汚染 |
原因 |
シリコンゴムやウレタンゴムは分子構造が大きいため、汚染されやすい性質を持っており溶剤等で洗浄後、分析テストを行うと溶剤の成分が残留しており検出される事がある |
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■ その他(ビニール系) |
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1 |
内容 |
指定寸法より届いた商品の寸法が短い(小さい) |
原因 |
ビニール系や軟質ゴム系の場合、新シート(特に巻物)よりカットした場合、約7%〜10%程度収縮する場合がある |
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